マルチメディア関連

DV

対応ファイル形式が多いマルチメディアプレーヤーです。レジストリは弄りません。

対応ファイル形式は AVI、MPEG、RM、DVD、FLASH、MP3、MOV、WMV などです。リアルもクイックタイムもフラッシュも DVD も再生できます。他の形式も、コーデックをいれて各種 Spliter などで対応してあげれば DV で見ることができます。その機能の豊富さに比べ、動作は軽快です。立ち上がりも早いです。

スクリーンショットを見てもらえばわかると思いますが、「ファイル(F)」とか書いてあるメニューバーが無く、ツールバーのみになってます。これは好き嫌いあると思いますが、僕は好きです。そしてこのソフトの最大の特徴は、「枠」を全て消せる事です。「映像だけ」表示することが可能です。これだけなら他のソフトにも付いてる機能ですが、DV はメニューのある位置にカーソルを持っていくと、カーソルが重なった時だけメニューを表示できます。さらにですね、映像に対して画面をぴっちりにしてくれるので、余分な余白(余黒?)が表示されず、まさに「映像だけ」にしてくれます。これが慣れるとやめられなくなります。

おもしろい機能としては、2点間再生があります。始点と終点を指定し、その間だけを繰り返し再生できます。ここだけ詳しく見たい、という時などに便利な機能です。

ほとんどのキーに機能を割り当てられるので、キーボードからほとんどの操作ができ、キー割り当ても自由に変更することができるので、キーボード派の方にも操作しやすくなってます。ジョイスティックでの操作にも対応してますし、もちろんそのキー割り当てを変える事も可能です。

また面白い機能としてポジションホイールという機能があります。画面右下ならボリューム調節、左下なら早送り・巻き戻し、などといった事ができます。こちらも設定可能なので、ホイールスクロールだけである程度の操作ができます。

僕の常用動画再生ソフトです。

Media Player Classic

Windows Media Player6.4風のマルチメディアプレーヤーです。設定でレジストリを使用するかINIファイルを使用するかを選択できます。

外国のソフトですが、Media Player Classic 日本語化さんによって日本語化パッチが配布されてます。そして、6.4.7.5 以降のバージョンについては、日本語版が公開されてます。感謝。

対応ファイル形式は MPEG、DVD、FLASH、MOV、AVI(DivX)、WMV、Real、オーディオCD、MP3、WMA、MIDI、MKV、OGM などです。まだまだあります。多すぎます。

見た目は Windows Media Player 6.4 とそっくりですが、中身はかなりの高機能です。まず音声と映像のズレを補修する機能があります。これは地味に便利です。DVD も見れます。しかも mpeg1,2 のデコーダーを内部に搭載しているので、他の mpeg2 デコーダーをわざわざ入れる必要がありません。これ単体で DVD が見れます。

更に RealPlayer や QuicktimePlayer をインストールしていれば、Realmedia も mov ファイルも見れます。しかも Real AlternativeQuickTime Alternative を入れれば、RealPlayer や QuicktimePlayer をインストールしなくても Realmedia も mov ファイルも見れます。僕は RealPlayer や QuicktimePlayer が大嫌いなのですごい助かります。(Real Alternative や QuickTime Alternative については、2ちゃんねるWindows板の RealもQuickTimeもCodec化計画RealもQTもDVDもCodec化計画Ver.2 が参考になります)

バージョンアップするにつれて、どんどん多機能になり、コーデックを入れれば mkv や ogm も見られるようになりました。とりあえず色々な動画を見たいなら、MPC って感じです。

インストールや詳細な説明などは、onlinesofts.com さんのレビューが詳しいです。

この他にも色々多機能です。僕は関連付け用のプレーヤーとして使ってます。

Quintessential Player

サウンドプレーヤーです。

別名 QCD Player とも言います。元々は外国のソフトなのですが、デフォルトで日本語に対応しているので、わざわざ日本語化する必要がありません。プラグインの設定画面は日本語化されてませんが、QCD日本語化推進ページさんで配布されている日本語化プラグインを入れれば、日本語表示ができる様になります。

対応ファイル形式は、デフォルトでは mp3、wave、ogg vorbis、オーディオ CD だけですが、プラグインで拡張可能で、Monkeys Audio、midi、wma、さらには avi や mpeg などの動画にも対応してます。

各ボタンの上にカーソルを持っていくと、ツールチップで解説が出るので、どんなスキンにしても迷わない親切設計です。

スキンがかなり豊富にあり、Winamp の様に形が決まってないので自由度の高いかっこいいスキンがいくつもあります。

そしてリッピング機能があります。さらにエンコード機能もあります。デフォルトではmp3とwmaにエンコードできます。これらエンコーダのプラグインも追加できます。Monkeys Audio とか LAME とかがあります。デコード機能も付いてます。至れり尽くせりですね。

さらにローカル CDDB が付いてきます。そして Gracenote の CDDB にも接続します。なのでオーディオ CD を mp3 化する時など、わざわざ手打ちでタグを入力する手間が省けます。

こんなに高機能なのに、このソフトはすんごい軽いです。自分が試した限り、今まで音飛びをした事がありません。いらないプラグインを外せば更に軽くなります。

ちなみにスクリーンショットはデフォルトの物ではなく、僕が使ってるスキンです。センスが悪いとかそういう苦情は受け付けません。

foobar2000

シンプルなサウンドプレーヤーです。
海外のソフトですが、日本語化プロジェクト - マルチメディア篇さんなどに日本語パッチがあり、日本語化できます。

デフォルトでの対応ファイル形式は mp3、wave、ogg vorbis、flac、ape、auido CD など次世代の可逆圧縮形式にも対応してます。プラグインで様々な機能を拡張でき、対応形式も増やすことができます。逆に軽快にしたければ、いらないプラグインを外せばいい訳で、そのあたりの自由度は高いです。

機能を追加できるプラグインですが、様々なものがあります。エンコードプラグインやストリーミングに対応し、ネットラジオなどを聴くこともできるプラグインなどなど。出力の方は、DirectSound に対応しているので、Windows の音量を変更することがなく快適です。データベース機能や、曲ごとの音量を記憶する Replaygain 機能などがあります。その他にも様々なプラグインがあり、圧縮ファイルの中のファイルを聴けたり、インターフェイスを変えたり、音響効果を付属したりといった事ができます。実はこいつは高機能なんです。

カスタマイズ性ですが、プレイリストの書式や色を自由に設定できたり、キーは完全にフルキーカスタマイズできたりとかなり自由度は高いです。しかし、プレイリストの書式をカスタマイズするのは、ちょっとだけ手間が掛かります。

インターフェイスはかなりシンプルです。まるでテキストエディタの様です。タブでプレイリストを切り替える事ができます。ツールボタンやシークバーは非表示にすることもでき、さらにシンプルにすることもできます。

そして実はコマンドラインオプションがあります。/add, /play, /pause, /playpause, /prev, /next, /rand, /stop, /exit, /show, /hide, /config, /nogui です。ファイラなどとの連携もばっちりです。

このスクリーンショットや説明は v0.8.2 の物で、foo_dirvol という音量調節プラグインを表示させたものです。す。foobar2000 Wiki に詳しい情報があり、昔のバージョンは foobar2000 まとめサイト@2ch にあります。

XnView

画像ビューアです。

この XnView は、対応形式が非常に多いです。ヤケになってるんじゃないかと思うくらいです。Ver.1.74 の時点で、読み込み 452 、書き出し 60 の形式に対応してます。普通に使っていて見えない画像はないと言い切ってもいいくらいです。テキストや映像ファイルも表示できたりします。

画像の編集関連の機能も充実していて、ぼかしやエッジ加工などのフィルタ、減色、回転、トリミング、リサイズなど様々な事ができます。そして、フィルタに Photoshop のプラグインが利用できます。

普通に画像を表示する他、サムネイルで表示するモードもあります。このサムネイル表示ですが、サムネイルを作成するのがそこそこ早く、一度サムネイルしたものはキャッシュとして保管できるので、次回の表示はかなり早く表示する事ができます。サムネイルモードでの機能も充実していて、一括形式変換、連番リネーム、Web ページ書き出し、ファイルリスト作成などの便利な機能の他、ブックマーク機能もあります。個人的に嬉しいのは、マウスで範囲選択ができる事です。

コマンドラインオプションも色々充実していて、クリップボードからインポートしたり、読み込む INI ファイルを指定できたりします。

UI ですが、アイコンを変える事ができます。最初からいくつかのアイコンが入っていて、その中から選べます。そしてですね、この XnView は実は MDI 型で、サムネイルと単体表示を「並べて表示」とかができます。

デフォルトで日本語に対応してますが、文字化けなどを解消するパッチが xnview_ja.dll & patch に置いてあります。また、xnviewja_fixed には Tips などがありますので一度目を通しておいて損はないと思います。

マルチメディア関連 今は使ってないもの

Billy

とてもシンプルなサウンドプレーヤーです。

海外のソフトですが、くまかわ堂 さんに日本語パッチが置いてあります。

対応ファイル形式は mp3、wave、ogg vorbis です。どうやら DirectSound で鳴らしているみたいで、Windows 自体の音量をいじりません。

機能として、お気に入り機能があります。これは指定したファイルのフルパスを書いたテキストファイルです。ですので、簡単に編集ができます。タグは読んでくれませんが、その分読み込みは早いです。

インターフェイス周りですが、ツールバーなどは無いです。その代わり、全ての機能をキーボードで操作できます。F1 を押すと、キー設定が表示されます。プレイリストの表示をいくつか変える事ができます。そして、関連付けなど一つのファイルを引数にして起動した時のスタイルを、プレイリストモード / 単曲再生モード / 複数起動許可 の 3 つの中から決める事ができます。

え~、以上です。本当に機能は少ないです。しかしこのソフトの魅力はこのシンプルさ。関連付けなどしておいて、ちょこっと聞くのに最適です。

Garan

画像ビューアです。コンセプトが 高速に沢山の画像を閲覧し、要らない画像を削除していく らしく、画像整理に長けています。

対応形式は JPEG、PNG、GIF、BMP、PSD、TIFF、ICO です。SUSIE プラグインには対応していませんが、これだけあれば普通用途なら十分ですよね。

このソフトは、基本的には一枚の画像を表示するタイプの画像ビューアですが、サムネイル表示にも対応しており、しかもサムネイル先読み機能がついているので、画像の切り替えが非常に早くストレスが溜まりません。スクリーンショットには撮ってないですが、フォルダツリーを表示する事もでき、D&D でコピーなどもできます。

操作性ですが、ほとんどの機能をフルキーカスタマイズできます。またマウスクリックやスクロールなどにも機能を割り当てることができるので、画像削除などの作業が好みの操作でができます。

面白い機能として、登録したフォルダに選択画像を移動させる機能があります。これももちろんマウスクリックやキー割り当てができるので、よく使うフォルダを登録しておけば、ファイラなどで振り分けるより早く画像整理ができるでしょう。

好みの操作で、「閲覧」しながら「整理」ができる、かなり便利なビューアです。