ファイル関連

だいなファイラー

キーボード操作が主体の2画面ファイラーです。

ファイルコピーやリネーム、ファイルの新規作成などができるのは当然ですが、このだいなには面白い機能がいくつかあります。まずは、僕が一番便利だと感じている機能が「戻る」と「進む」が使える事です。前にいたディレクトリに戻る時などにとても便利です。さらに、FTP 接続ができたりします。

このソフトの大きな特徴として、デスクトップ透過機能があります。デスクトップの壁紙をだいなに透過できるんですね。だいな自体の壁紙機能もあります。

操作は基本的にはキーボード操作なんですが、このソフトはマウスも使えます。なんとドラッグ&ドロップも使えるので、キーボード系ファイラーの入門用として使うのも良いでしょう。

僕はこのだいなファイラーをかなり押してまして、特集ページを作ってます。お勧めコマンドやだいな用単機能ツールの再配布などを行ってます。

Fire File Copy

ファイル移動ツールです。レジストリは弄りません。
このソフトは数 10MB 以上の大きなファイルを移動、コピーさせるときに真価を発揮します。

まず、とりあえず移動、コピーが早いです。きちんと計ってないけど確実に早いです。そして、とても静かに移動、コピーをしてくれます。HD がガリガリいいません。すんげぇ静かです。物理メモリを巨大なバッファとして使用することで、この静かさ、早さを実現してるらしいです。

コマンドラインオプションも充実しており、ファイラーなどに登録しておけば、移動して終了などを自動的にやってくれます。シェルを拡張してエクスプローラの右クリックに入れることも可能です。

また、「早く優しく」だけでなく、ワイルドカードでのコピー除外ファイル/フォルダの指定や処理スレッドの優先度の変更など多彩な機能を搭載してます。

僕はファイラーから呼び出して使ってます。

Noah

ファイル圧縮解凍ツールです。
統合アーカイバ・プロジェクトの DLL を使用して様々に形式にも対応します。書庫の中を閲覧することもできます。対応する形式は圧縮が lzh / zip / cab / tar / yz1 / bga で、解凍可能なのは lzh / zip / 7zip / cab / tar / yz1 / bga / rar / ace / gca / arj / cpt です。caldix というツールが付属していて、圧縮解凍時に必要な DLL を自動ダウンロード & インストールしてくれます。この caldix も僕的には必須ソフトです。

コマンドラインオプションによって圧縮方式を指定しての圧縮や、ファイル名を指定しての圧縮などもでき、ファイラとの連携もバッチリです。

このソフトのすごいところは b2e というファイルを書き、DLL や対応 EXE を入れることで、フロントエンドとして使える事です。要するに対応形式はほぼ無限みたいな感じです。b2e ファイルはこちらのb2eとかさんとか SB Room さんに詳しく載っており、たいていの形式用 b2e ファイルなら置いてあります。

僕はUPX、RAR、ASE、777、GCACなどに対応させてます。

Paper Plane xUI

ファイラーやビューアなどいくつかのツールが一つになった軽快なファイル操作ツール集です。レジストリは使いません。

ファイラー部を担当する PPC.EXE ですが、多画面対応で1画面でも動き、マウスも使えるキーボード操作型ファイラーです。コピーや移動、リネームや書庫内閲覧などファイラーとしての標準機能はもちろんですが、エクスプローラ独特の「マイコンピュータ」や「コントロールパネル」にまでこのファイラーでアクセスでき、独自の関連付けを設定でき、さらにマルチスレッドで動くのでファイルコピー中などでも他の作業をすることが出来ます。他のアプリとの連携もかなり自由度が高く、ディレクトリ内の変化を感知しマークしてくれる機能もあり、ファイル操作関連で出来ないことは無いと言ってもオーバーでないくらい何でも出来ます。多画面対応と書きましたが、各ウィンドウごとに違う表示設定を割り振る事ができ、コマンドラインオプションでウィンドウを指定して起動させることもできます。この様な UI のソフトには珍しく、マウス操作への対応がかなり多く、フォルダツリーも使え、ドラッグ & ドロップも有効で、マウスジェスチャーも使え、さらにマウス操作のカスタマイズもかなりの部分まで出来ます。オンマウスで表示されるツールバーの様な Hidden Menu という機能もあります。

そしてビューアである PPV.EXE ですが、画像、テキスト、バイナリと様々な物を表示することができ、動作は非常に高速です。NECの98シリーズで使われている機種依存文字まで表示することができます。HTML タグを簡易解釈することまでできたりします。こちらも操作性は PPC と同じく、マウスでの操作も快適です。マウスドラッグがちょっと特殊なので、合わない方には合わないでしょう。また、この PPV.EXE には PPE というエディタ機能もあり、編集もすることができます。

他に、DOS コマンドを実行できるコンソールの PPB.EXE や、拡張子がおかしいファイルの修復を試みる PPFFIX.EXE 、タスクトレイに入りホットキーの処理やコマンドを実行してくれる PPTRAY.EXE などがありますが、これらについては僕も使いこなしてないので、何も書けません。

このソフトの一番の特徴はそのカスタマイズ性の高さでしょう。表示色、メニューの内容、コンテキストメニュー、キー割り当て、マウス操作、ファイル表示項目、スクロール方法などほとんどの項目をカスタマイズすることができます。自由度は本当に高いです。しかし、付属のカスタマイザではある程度までしかカスタマイズできず、ほとんどの設定を自分で設定ファイルを書くことになるのですが、この設定ファイル書く事自体が難しいです。

カスタマイズする場合は、2ちゃんねるソフトウェア板の 【最強】Paper Plane xUIをカスタマイズするスレ【挫折】HTML + DAT) というスレッドや、* PPX コンフィグメモbboxshelas_memoなどのサイトを参考にしてみて下さい。

僕はだいなファイラーから呼び出して使うサブ的な使い方と、エディタ用のファイラーとして使ってます。

E-Rename

ファイル名称変更ツールです。

このツールは、指定ディレクトリ内のファイルやディレクトリ一覧を、テキスト形式や CSV 形式として出力し、それをテキストエディタや CSV エディタで編集することでリネームを実行するツールです。使い慣れたエディタを指定できるので、操作性は抜群です。

テキスト形式や CSV 形式に出力する時に、元のファイル名や拡張子などの項目を編集できるので、エディタの置換機能などを使い一括リネームをする時は元のファイル名を出力しなかったり、単純にファイルリストを作りたい時は全ての項目を出力したりと、色々自由度が高いです。

「送る」や、コマンドラインでディレクトリのパスを渡して起動することができるので、ファイラなどの連携も可能です。

バックアップを残す設定があるので、もし間違えてリネームしてしまっても元に戻すことができます。

僕はちょっとだけ複雑なリネームをする時に使ってます。

ファイル関連 今は使ってないもの

DF

テキストベース2画面ファイラーです。

1画面でも動き、マウスも少し使えるキーボード操作系ファイラーです。レジストリは弄りません。

まず、このソフトは非常に軽いです。EXE ファイルのサイズが 10K ありません。立ち上がりも早く、サクサク動きます。軽いだけじゃなく、機能もしっかりしてます。ファイラーとしての機能はもちろん、連続リネームやコマンドラインにファイルマスクをかませられたり、EXE ファイルのバージョン情報を一発で表示できたりと、気の利いた機能が多いです。

コマンドラインにファイルマスクをかませることが出来るので、エディタ専用ファイラーとしたり、画像専用ファイラーとしたりといった使い方ができます。

このファイラーは「作者による作者のためのファイラー」らしく、非常に癖が強いです。万人にお勧めできるものではないのは確かです。しかし作者と肌が合えば非常に強力なツールになります。